前回に続きまして、プロジェクトに関連する本学の取組として、今回は、親子参加イベントを学生が支援した様子をお伝えいたします。
学生が支援したイベントは、2016年6月2日(thu)に「しののめ広場たんぽぽ※」で開催された「ねぞうアート®に挑戦」です。イベント準備・運営に携わったのは、松山東雲短期大学保育科の青木弥生ゼミの1年生(8名)と2年生(13名)です。
青木ゼミでは、1年生は「保育ゼミナールⅠ」、2年生は「保育総合演習」の一環として、保育に関する授業や幼稚園や保育園などでの実習での学びを生かし、実際の子育て支援の現場を知り、携わる機会としてこのイベントの準備と運営に携わりました。
~準備の様子~
まず学生が取り掛かったのは「ねぞうアート®」の図案づくりです。図案については、以前にも「ねぞうアート®」の講師としてお越しいただきました牧千琴さん*の案にもとづいて、学生たちが作成しました。今回は、短大保育科助手の泰山咲美さん*にも図案のご協力をいただきました。そのアドバイスのもと、学生たちが、子供服やタオルなどを利用して、徐々に図案が完成していきました。完成した図案には、随所に学生たちのアイデアが散りばめられています。そして・・・あとは、主役を待つばかり・・・!準備は、1年生(8名)が担当しました。


~イベントの様子~
いよいよ時間となり、主役の登場です(。◕ ∀ ◕。)このイベントには、8組の親子が参加しました。学生たちがあやして、お母さんや学生たちがベストショットを撮影!!絶えず、笑みがこぼれます。学生たちは、親子と触れ合うことにより、実践による気付きや達成する喜びを体験することができました。イベントの実施運営は、2年生(13名)が担当しました。


🌼Special Thanks!!🌼
- *牧千琴さん(ねぞうアート®講師として、2012年と2013年にお越しいただきました。)/図案協力
- *泰山咲美さん(松山東雲短期大学保育科助手)/イベント準備・運営、ゼミ生支援、図案協力
~COC+事業と絡めた視点~
本学ではこのように、実習体験型の授業やイベントを行い、学生自らのキャリア形成につなげています。地域の方々と触れ合いことにより、出会いが広がり、保育に対する自身の考えの幅も広がります。地域の方々におかれましては、地(知)の拠点である大学が交流の場所となり、ネットワークが広がれば幸いです。学生たちには、座学だけでは学び得ないこのような体験による収穫が、将来のキャリア形成のヒントになることを期待しています。
2016年6月3日
COC+研究室
※「しののめ広場たんぽぽ」の情報はこちら→しののめ広場たんぽぽ