地域コーディネーター養成講座実践編 実施のご報告③

2016年11月19日(sat.)に第3回目を実施しました。受講者数は、10名(男性2名、女性8名)でした。講座の担当は、特定非営利活動法人子育てネットワークえひめ代表理事の山本由美子さんです。

前回の講座は「子育て家庭への訪問インターンシップ」にむけて「学生」に焦点をあてたプログラム設定でしたが、今回は、受け入れ側の「子育て家庭」に焦点をあてました。そして、以下の3つの項目において、基礎知識を習得できるプログラムを設定しました。3については、コーディネーターとしてのテクニックも習得できる内容です。

  1. 行政の子ども・子育て支援新制度について
  2. 松山市の子育て支援の現状について
  3. 愛媛県の子育て家庭の実情について

1については、内閣府・文部科学省・厚生労働省が共同で発行している「子ども・子育て支援新制度なるほどBOOKすくすくジャパン!」を参考に、行政の支援制度について、共有しました。2016年度に創設された新しい支援の情報も紹介し、時代とともに改善している支援の現状を確認しました。またそれに伴う「小一の壁」などの課題にも触れ、解決策の取組や今後の展望について、深堀をしました。

2については、子育てネットワークえひめさんが松山市の補助事業で発行している「まつトコ2016まつやま子育て応援ブック」を参考に、松山市の地域の子育て支援の現状について、共有しました。時代の変容に伴い、家族の役割が地域の役割へと変化している視点から「三歳児神話」などの課題にも触れ、在宅にむけての子育て支援事業が充実してきた現状を確認しました。

3については、実際に支援を利用している子育て家庭は「どのようなことに悩み困っているのか」など、具体例を紹介して「今の子育て家庭の実情」を考察しました。また利用者と接する際の「心配りの仕方」や「声掛けの工夫」などをエピソードとともに紹介しました。コーディネートをする作業において、ヒントがたくさん詰まった内容でした。

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講義の様子                  山本さんは、愛媛県の子育て支援の活動において、県内の中核的な存在として、幅広くご活躍されています。

最後にグループワークとして、第1回目から今回までの内容を振り返り「現段階で描かれた地域コーディネーター像」について考えを出し合っていただきました。そして「地域コーディネーターとしての役割は何か」のテーマでまとめて、発表をしていただきました。

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グループワークの様子             それぞれの考えや意見を出し合うことで、他者と共感したり、新しい考えを発見します。

地域コーディネーターに求められる役割について、第1回目で学んだ傾聴力やコミュニケーション力の重要性に加えて、様々な意見が出ました。意見の一部をご紹介します。

  1. 他者を理解する前に、自分自身のことを知ることが大切だと思った。
  2. 他者に知識や技能を与えるばかりではなく、寄り添う立場でいることの心掛けも大切だと思った。
  3. 情報を提供できるだけの知識を習得しなければならないと思った。
  4. 地元定着促進に向けて、愛媛県の良いところをもっと知る必要があると思った。

今回のグループワークでは、受講者の皆さんの貴重な意見と本音を聞くことができました。今後の本学プロジェクト推進にあたり、参考にさせていただきたいと思います。

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グループワーク発表後の様子          まとめとして、山本さんに各グループの意見の集約をしていただきました。

最後に、受講者の皆さんのアンケートから、第3回目の感想を一部ご紹介します。

  • 子育てのサポート内容について漠然とは知っていたが、理解を深めることができて良かった。
  • グループワークで、様々な考え方を知ることができて勉強になった。

※写真(3枚)出典:ワークライフ・コラボさんHP

地域コーディネーター養成講座実践編 実施のご報告④につづく・・・

 

 

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