愛媛大学地(知)の拠点整備事業(COC)/地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウム2018が、2018年2月8日(thu)に松山全日空ホテルにて開催されました。
このシンポジウムは、COCおよびCOC+事業の一環で行われ、行政や企業、大学関係者ら約100名が参加しました。
はじめに、責任校の愛媛大学大橋裕一学長より、開会の挨拶がありました。
前半は、帝京大学経済学部教授の山川充夫氏より「地域課題の解決と大学の役割-地域と大学の連携を中心に-」というタイトルで基調講演が行われました。基調講演では、地域課題の解決のために大学が協働して取り組むことに関する事例が紹介されました。また、大学と自治体との連携および大学間の連携について、問題提起がありました。次に、愛媛県、松山市、今治市、愛南町より、自治体と大学との取組の紹介と報告がありました。
後半は、パネルディスカッションが行われました。このパネルディスカッションでは、「基調講演」と「自治体と大学との取組の紹介と報告」を受けて、大学と自治体との連携、さらに大学間の連携の問題提起から、現状の報告と課題について、前半の登壇者と愛媛大学、今治明徳短期大学、聖カタリナ大学(聖カタリナ短期大学部)、本学が意見交換しました。
最後に、本学の松山東雲女子大学善本裕子副学長の挨拶があり、閉会となりました。
このシンポジウムでは、地方創生推進のための地(知)の拠点としての大学、行政、企業等における「協働」や「連携」の現状の課題を認識し、課題解決のためのそれぞれの役割について、参加者全員で考える時間となりました。
愛媛大学大橋裕一学長による開会挨拶の様子
帝京大学経済学部教授山川充夫氏による基調講演の様子
自治体と大学との取組の紹介と報告の様子
パネルディスカッションの様子
松山東雲女子大学善本裕子副学長による閉会挨拶の様子
2018年3月20日
COC+研究室