子育て家庭訪問インターンシッププログラム実施のご報告⑦(受入先のご家庭からのコメント)

本日は、報告交流会での「コメント」や事後に記入していただいた「シート」より、受入先のご家庭からいただいた「本プログラムに参加してみての感想」と「学生へのメッセージ」の一部をご紹介します。(各記述は、報告交流会での「コメント」や「シート」に記入していただいている内容を集約したものです。)

1. 本プログラムに参加してみての感想

  • 学生から、夫婦でインタビューを受けることにより、これまで自分たちが歩んできた道を振り返ったり、お互いの考えを改めて共有する機会となった。
  • より良い地域づくりを志している学生と接し、心強く思った。自分たちが地域において取組んでいる活動等が、次世代に繋がっていることを確認することができ、さらに積極的に取り組んでいきたいと思った。
  • 学生の社会に対して不安に思っていること等の率直な意見を聞いて、不安を払拭できるような職場の環境や仕組みの整備をさらにしていきたいと思った。
  • 学生の学びの報告から、自分たちのこれまでの経験が、少しでも次世代の役に立っていると実感できた。

2. 学生へのメッセージ

  • ワークとライフは、どちらかのために犠牲をはらうのではなく、相乗効果でどちらもより向上させることができます。皆さんのこれからを応援しています。
  • 自分を取り巻く環境(学校・地域・家庭・これから働く職場等)において、幅広く交流をしてみてください。自分の考えを確認できたり、新しい考えにも出会います。固定観念にとらわれることなく、自分に合ったキャリアやライフのスタイルを築いて欲しいと思います。

以上、一部ですがご紹介させていただきました。受入先のご家族の皆様には、本当にお世話になりました。心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました!!

2018年11月19日

COC+研究室

11月17日、18日に東雲祭が開催されました•*¨*•.¸¸♪

子育て家庭訪問インターンシッププログラム実施のご報告⑥(学生の学び)

本日は、報告交流会での「学生発表」や学生たちが作成した「報告書」より、本プログラムで学生たちが得た「学び」について、お伝えします。

「学び」は多くありましたが、本プログラムの「学び」の目標としていた下記の項目について、一部をご紹介します。(項目ごとの記述は、学生発表での内容や報告書に記入している内容を集約したものです。)

1. 仕事と家庭の両立について

  • 共働き家庭における子育てや家事は、夫婦で役割を「分担」しているものと思っていたが、多くの家庭が「分担」ではなく「協力」してワークライフバランスを実現しており、互いを尊重するコミュニケーションの重要性を学んだ。
  • 男性の育児休暇取得率が低いことを実感したことから、一億総活躍社会の実現には、社会の意識改革や環境整備が重要であると学び、情報を発信する等、自分でできることから始め、社会の役に立ちたいと思った。
  • 子育て家庭への制度や支援(時短勤務や育児休暇制度の利用、ファミリー・サポート・センターや病児・病児後保育の活用等)を知り、子育ては、家族だけでするのではなく、地域(企業・行政・学校等)全体で支え合ってしていると気付いた。

2. 愛媛県(地元)で就業し生活することについて

  • 頼れる存在(自分の親や家族、信頼関係のある身近な人)が多くいる地元は、安心して働き生活できる環境であると再認識した。
  • ワークライフバランス制度を推進し、働きやすい環境を整えている県内企業の実例を知り、企業の意識改革や環境整備について、期待が持てた。
  • 慣れ親しんだ地域で、子育てをしていくということは、親から子へ地域の良さを伝承していくことでもあり、子どもにとっても地域愛を育むことに繋がると気付いた。

以上の他にも、将来就きたい職業(子どもの保育・教育に従事した職業)を見据えた視点での学び(家庭での子どもの観察からの学び、保護者の保育士・教員へ求めることからの学び等)の報告もありました。本プログラムに参加した学生が、この体験によって得たそれぞれの学びを今後の学生生活や社会に出たときに活かし、活躍することを期待しています。

2018年11月16日

COC+研究室

桑原キャンパスの風景(11月上旬撮影)
紅葉した木々も葉を落とし始めています🍂

 

松山東雲女子大学・松山東雲短期大学COC+事業シンポジウムⅠを開催しました

2018年10月25日に本学にて、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウムⅠ-地域協働教育の「いま」を知る-を開催しました。

本学のCOC+事業シンポジウムは、ⅠとⅡの2回を通して、地域協働教育の現状を把握し、今後の本学における地域協働教育の方向性を探ることを開催の目的としています。(第2回目/開催予定日:2019年2月12日 テーマ:地域協働教育の「これから」を考える)

第1回目となる今回は、連携先(企業・行政)のご関係者様、本学学生、本学教職員の55名が参加しました。

はじめに、松山東雲女子大学・松山東雲短期大学塩崎千枝子学長が開会挨拶し、本シンポジウムの開催趣旨と、これからの日本の未来を支える人材育成のための大学教育についての展望を述べられました。

開会挨拶 松山東雲女子大学・松山東雲短期大学塩崎千枝子学長

続いて、第1部として、地域(企業)との連携(研修)等を活用した実践的なプログラムに参加した学生が取組を通しての学びや課題、今後の学生生活や地域社会で活かしたいこと等を発表しました。

発表① 文部科学省COC+事業 本学地方における女性のワークライフバランスプロジェクト「子育て家庭訪問インターンシップ」(子育て家庭を訪問し、仕事と家庭の両立の実際を経験するプログラム)
発表② 文部科学省COC+事業 本学地方における女性のワークライフバランスプロジェクト「Beingインターンシップ」(働く女性に密着してキャリアの築き方を学ぶプログラム)
発表③ 大学コンソーシアムえひめ「インターンシップ研修」(3年生)(地域の人材育成における産学連携、企業への就業体験プログラム)
発表④ 大学コンソーシアムえひめ「インターンシップ研修」(2年生)
発表⑤ 久米公民館・久米ふれあいタウン協議会・株式会社クロスサービス共同事業「ふれあい食堂」(子どもと高齢者の孤食対策の地域課題解決型プログラム)
発表⑥ 愛媛県連携事業 愛顔のE-IYO(えいよう)プロジェクト「しののめベジガール」(愛媛県の朝食欠食・野菜摂取量不足対策の地域課題解決型プログラム)

学生発表後には、講師の高知大学副学長受田浩之先生に各プログラムの取組についてのコメントをいただきました。

コメントでは、学生発表中にあった「地域のために自分は何ができるのかと考えるようになった」という学生の気付きから、地域協働教育の大きな目的である「地域に対する当事者意識の芽生えとその醸成の重要性」について述べられました。そして、地域課題に対して大学が有する専門性を活かし貢献していくことが、地域協働教育の目指す出口のひとつであると今後の方向性をお示しいただきました。また、地域協働教育での取組における「企画・実行・実現・継続の力とその仕組み」についてもお教えいただきました。

講師 高知大学副学長 受田浩之先生

次に、第2部として、参加者全員が「地域協働教育からの気付きとこれから」というテーマで、学生発表を受けての感想や課題について、グループで話し合いました。

グループワークでは、「取組が学生の自信に繋がり、成果だけでなくプロセス自体にも価値を見出している」、「連携先(企業・行政)にも新しい気付きと学びの機会となっている」などの感想が共有されました。また、「連携先(企業・行政)・大学のそれぞれが強みを活かし、お互いが有益と感じるパートナーシップ構築の重要性」や「継続する力(人材育成、資金、広報手段等)の課題」などの活発な意見交換が繰り広げられました。

グループワーク
連携先(企業・行政)のご関係者様・学生・教職員の混合グループでワークしました。
各グループの代表者が話合った内容をまとめて発表しました。学生が代表となって発表するグループもありました。
各グループの連携先の企業・行政のご関係者様からも学生発表を受けてのご感想と協働で取組むことによる気付き等のコメントをいただきました。

そして、講師の高知大学副学長受田浩之先生に「地方創生における大学の役割」というタイトルでご講演いただきました。

ご講演では、これまでの学生発表やグループワークを振り返りながら、大学の「地域協働教育」がもたらす成果が大学や協働先だけに留まらず、地域に波及していく構図をお示しいただきました。そして、地方創生における大学の役割として、専門性を高め、人材を育成し社会に輩出するという「知の拠点」と「人材育成の拠点」の役割に加えて、さらに、輩出した人材をネットワーク化して形成する「交流の拠点」の役割の強化が求められ、その強化による人材の新結合が地方創生へ繋がると期待と方向性をお示しいただきました。

ご講演「地方創生における大学の役割」

最後に、松山東雲女子大学善本裕子副学長が閉会挨拶し、本シンポジウムの講師をはじめとする参加者全員への謝辞と、人と人を繋ぐ地(知)の拠点としての大学の役割を確認し、今後の更なる地域協働拡充への期待を述べられました。

閉会挨拶 松山東雲女子大学 善本裕子副学長

本シンポジウムは、参加者全員で地域協働教育の意義を明確にし、地方創生における大学の役割について再確認するとともに、新しい発想を生み出す時間となりました。また、連携先(企業・行政)と大学間、大学内での学科等を越えた教職員間の情報交換や交流の時間ともなりました。

第2回目となる本学COC+事業シンポジウムⅡは、『地域協働教育の「これから」を考える』というテーマで、2019年2月12日に開催する予定です。詳細が決まり次第、本学ホームページ上で告知いたします。

2018年11月7日

COC+研究室

松山東雲女子大学・松山東雲短期大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウムⅠチラシ