松山東雲女子大学・松山東雲短期大学COC+事業シンポジウムⅠを開催しました

2018年10月25日に本学にて、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウムⅠ-地域協働教育の「いま」を知る-を開催しました。

本学のCOC+事業シンポジウムは、ⅠとⅡの2回を通して、地域協働教育の現状を把握し、今後の本学における地域協働教育の方向性を探ることを開催の目的としています。(第2回目/開催予定日:2019年2月12日 テーマ:地域協働教育の「これから」を考える)

第1回目となる今回は、連携先(企業・行政)のご関係者様、本学学生、本学教職員の55名が参加しました。

はじめに、松山東雲女子大学・松山東雲短期大学塩崎千枝子学長が開会挨拶し、本シンポジウムの開催趣旨と、これからの日本の未来を支える人材育成のための大学教育についての展望を述べられました。

開会挨拶 松山東雲女子大学・松山東雲短期大学塩崎千枝子学長

続いて、第1部として、地域(企業)との連携(研修)等を活用した実践的なプログラムに参加した学生が取組を通しての学びや課題、今後の学生生活や地域社会で活かしたいこと等を発表しました。

発表① 文部科学省COC+事業 本学地方における女性のワークライフバランスプロジェクト「子育て家庭訪問インターンシップ」(子育て家庭を訪問し、仕事と家庭の両立の実際を経験するプログラム)
発表② 文部科学省COC+事業 本学地方における女性のワークライフバランスプロジェクト「Beingインターンシップ」(働く女性に密着してキャリアの築き方を学ぶプログラム)
発表③ 大学コンソーシアムえひめ「インターンシップ研修」(3年生)(地域の人材育成における産学連携、企業への就業体験プログラム)
発表④ 大学コンソーシアムえひめ「インターンシップ研修」(2年生)
発表⑤ 久米公民館・久米ふれあいタウン協議会・株式会社クロスサービス共同事業「ふれあい食堂」(子どもと高齢者の孤食対策の地域課題解決型プログラム)
発表⑥ 愛媛県連携事業 愛顔のE-IYO(えいよう)プロジェクト「しののめベジガール」(愛媛県の朝食欠食・野菜摂取量不足対策の地域課題解決型プログラム)

学生発表後には、講師の高知大学副学長受田浩之先生に各プログラムの取組についてのコメントをいただきました。

コメントでは、学生発表中にあった「地域のために自分は何ができるのかと考えるようになった」という学生の気付きから、地域協働教育の大きな目的である「地域に対する当事者意識の芽生えとその醸成の重要性」について述べられました。そして、地域課題に対して大学が有する専門性を活かし貢献していくことが、地域協働教育の目指す出口のひとつであると今後の方向性をお示しいただきました。また、地域協働教育での取組における「企画・実行・実現・継続の力とその仕組み」についてもお教えいただきました。

講師 高知大学副学長 受田浩之先生

次に、第2部として、参加者全員が「地域協働教育からの気付きとこれから」というテーマで、学生発表を受けての感想や課題について、グループで話し合いました。

グループワークでは、「取組が学生の自信に繋がり、成果だけでなくプロセス自体にも価値を見出している」、「連携先(企業・行政)にも新しい気付きと学びの機会となっている」などの感想が共有されました。また、「連携先(企業・行政)・大学のそれぞれが強みを活かし、お互いが有益と感じるパートナーシップ構築の重要性」や「継続する力(人材育成、資金、広報手段等)の課題」などの活発な意見交換が繰り広げられました。

グループワーク
連携先(企業・行政)のご関係者様・学生・教職員の混合グループでワークしました。
各グループの代表者が話合った内容をまとめて発表しました。学生が代表となって発表するグループもありました。
各グループの連携先の企業・行政のご関係者様からも学生発表を受けてのご感想と協働で取組むことによる気付き等のコメントをいただきました。

そして、講師の高知大学副学長受田浩之先生に「地方創生における大学の役割」というタイトルでご講演いただきました。

ご講演では、これまでの学生発表やグループワークを振り返りながら、大学の「地域協働教育」がもたらす成果が大学や協働先だけに留まらず、地域に波及していく構図をお示しいただきました。そして、地方創生における大学の役割として、専門性を高め、人材を育成し社会に輩出するという「知の拠点」と「人材育成の拠点」の役割に加えて、さらに、輩出した人材をネットワーク化して形成する「交流の拠点」の役割の強化が求められ、その強化による人材の新結合が地方創生へ繋がると期待と方向性をお示しいただきました。

ご講演「地方創生における大学の役割」

最後に、松山東雲女子大学善本裕子副学長が閉会挨拶し、本シンポジウムの講師をはじめとする参加者全員への謝辞と、人と人を繋ぐ地(知)の拠点としての大学の役割を確認し、今後の更なる地域協働拡充への期待を述べられました。

閉会挨拶 松山東雲女子大学 善本裕子副学長

本シンポジウムは、参加者全員で地域協働教育の意義を明確にし、地方創生における大学の役割について再確認するとともに、新しい発想を生み出す時間となりました。また、連携先(企業・行政)と大学間、大学内での学科等を越えた教職員間の情報交換や交流の時間ともなりました。

第2回目となる本学COC+事業シンポジウムⅡは、『地域協働教育の「これから」を考える』というテーマで、2019年2月12日に開催する予定です。詳細が決まり次第、本学ホームページ上で告知いたします。

2018年11月7日

COC+研究室

松山東雲女子大学・松山東雲短期大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウムⅠチラシ

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