2019年2月12に本学にて、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウムⅡ-地域協働教育の「これから」を考える-を開催しました。
本学のCOC+事業シンポジウムは、ⅠとⅡの2回を通して、地域協働教育の現状を把握し、今後の本学における地域協働教育の方向性を探ることを目的として開催しました。(第1回目/開催日:2018年10月25日 テーマ:地域協働教育の「いま」を知る)
第2回目となった今回は、県内地域・企業・行政の皆様、学生・大学教職員等の65名の方々にご参加いただきました。
開会挨拶 松山東雲女子大学・松山東雲短期大学塩崎千枝子学長
第1部として、高知大学副学長受田浩之先生に「地方創生に向けた地域協働教育について考える」というタイトルでご講演いただきました。
ご講演では、高知大学で展開している学生および社会人を対象とした具体的な「地域協働教育」の取組事例をご紹介いただき、その課題や改善策等をお話いただきました。そして、地方創生を担う人材を育成するために大学に求められている役割についてお示しいただきました。
第1部 基調講演「地方創生に向けた地域協働教育について考える」
講師 高知大学副学長 受田浩之先生
続いて第2部として、基調講演を受けて「しののめ地域協働教育の『これから』を考える」というテーマでトークセッションを行いました。トークセッションでは、地域社会教育でご活躍されているNPO法人えひめ子どもチャレンジ支援機構事務局長の仙波英徳様をお迎えし、本学の地域協働教育の方向性を探るとともに、「地域と大学の協働」の今後の展望について考えました。「学生を送り出す側(大学)と受け入れる側(地域や企業等)から考える地域協働教育の意義」や「地域協働教育の取組による学生の変容」、「人と人が繋がり集う大学の役割」等、それぞれの立場での意見交換が繰り広げられました。
第2部 トークセッション「しののめ地域協働教育の『これから』を考える」
左から高知大学副学長受田浩之先生 NPO法人えひめ子どもチャレンジ支援機構事務局長仙波英徳様 松山東雲女子大学・松山東雲短期大学塩崎千枝子学長 松山東雲女子大学善本裕子副学長
本シンポジウムは、基調講演やトークセッションを通して、会場からもご意見やご質問等をいただき、参加者全員で「地域と大学の協働」の課題や改善点を明確にし、地方創生における地域と大学の協働教育の目指す方向性を共有する時間となりました。
最後になりましたが、本シンポジウム開催におきまして、お世話になりました関係者の皆様、ご参加いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
閉会挨拶 松山東雲女子大学善本裕子副学長
本シンポジウムのさらに詳しい内容は、ⅠとⅡを合わせた実施報告書に掲載しています。下記リンク先記事より閲覧することができますので、是非、ご覧ください。
2018年度 松山東雲女子大学・松山東雲短期大学 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)シンポジウムⅠ・Ⅱ実施報告書について
2019年3月31日
COC+研究室